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「足の裏が平ら」だけじゃない?扁平足が引き起こすからだの不調と、鍼灸による根本アプローチ

クゴリハ鍼灸院
11 分前
読了時間: 3分

最近、「夕方になると足の裏が痛む」「土踏まずがなくなってきた気がする」「歩くとすぐに疲れが溜まる」と感じることはありませんか?

それは単なる疲れではなく、「扁平足(へん平足)」が原因かもしれません。

扁平足は「土踏まずがつぶれている状態」として知られていますが、実は足裏だけの問題にとどまらず、膝痛や腰痛、肩こりの引き金にもなる重要な足のサインです。

今回は、扁平足のメカニズムと、当院で行っている鍼灸(しんきゅう)治療でのケアについて解説します。



1. なぜ土踏まずが崩れるのか?(西洋医学の視点)

私たちの足の裏には、歩行時の衝撃を和らげる「クッション機能(アーチ構造)」が備わっています。

このアーチを上で吊り上げて支えている代表的な筋肉が、スネの奥からくるぶしの内側を通って足裏へつながる「後脛骨筋(こうけいこつきん)」です。

長時間の立ち仕事、加齢、運動不足、あるいは合わない靴を履き続けることで、この後脛骨筋や周囲の靭帯が疲弊して伸びきってしまいます。すると、アーチの頂点にある骨(舟状骨)が下がり、土踏まずがつぶれてしまうのです。

クッション性を失った足は、歩くたびに地盤沈小のような衝撃を全身(膝・股関節・腰)へと直接伝えてしまいます。




2. 扁平足に対する「鍼灸治療」の役割

「骨の形自体を変える」ことは手術やインソール(装具)の領域ですが、「弱った筋肉の動きを取り戻し、痛みを緩和してアーチの機能を再起動する」ことにおいて、鍼灸治療は非常にすぐれた効果を発揮します。


① 支える筋肉(後脛骨筋・足底筋)の硬さを改善

深部にある後脛骨筋や足裏の筋肉にピンポイントで鍼(はり)をおこない、血流を促進。凝り固まった筋肉を緩め、しっかり収縮できるようにコンディショニングします。


② ツボ(経絡)を用いた東洋医学的アプローチ足の裏や内くるぶし周辺には、からだのエネルギー循環に関わるツボが集中しています。


太谿(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ。足元の血流を高め、腱の疲労を和らげます。


公孫(こうそん):土踏まずのアーチの頂点近くにあり、足底の筋肉の引き上げを助けます。


湧泉(ゆうせん):足の指を曲げたときにできる凹みにあり、足裏の緊張をほぐし自律神経を整えます。


③ お灸による温熱刺激

お灸の温熱刺激を与えることで、靭帯や腱周囲の慢性的な炎症や痛みを抑え、冷えによる筋肉の硬化を防ぎます。



3. ご自宅でできるセルフケア「タオルギャザー」


施術とあわせておすすめなのが、足の指の筋肉を鍛えるトレーニングです。


床にタオルを敷き、かかとを床につけます。

足の指だけを使って、タオルを手前にたぐり寄せます。

これを1日20回〜30回程度繰り返します。

足底の小さな筋肉(足底内在筋)が鍛えられ、土踏まずを内側から補強する力が高まります。


まとめ:足元から全身のバランスを整えましょう

扁平足は「そのままにしておけば治る」ものではなく、全身の姿勢や歩き方に大きな影響を与えます。


「歩くとすぐ足裏が痛くなる」「長年の腰痛がなかなか良くならない」という方は、足元のアーチが原因になっているかもしれません。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。


 
 
 

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