地域包括ケアと訪問鍼灸院の相性
- クゴリハ鍼灸院
- 2025年11月16日
- 読了時間: 3分
地域包括ケアシステムと訪問鍼灸院の相性は、非常に高いと考えています。
訪問鍼灸院は、地域包括ケアシステムが目指す「住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる」ための、医療・介護・予防・生活支援の各分野で重要な役割を果たすことが期待されています。
🌟 相性が良い主な理由
訪問鍼灸院が地域包括ケアシステムに貢献できる具体的な要素は以下の通りです。
1. 在宅医療・介護への貢献(訪問ケア)
通院困難者への対応: 寝たきりや外出が難しい高齢者や障害者に対し、自宅で鍼灸治療を提供できるため、医療へのアクセスを確保できます。これは、地域包括ケアシステムにおける在宅ケアの重要な柱です。
QOL(生活の質)の向上: 慢性的な痛み(腰痛、膝痛など)、しびれ、冷えといった症状の緩和に鍼灸は有効とされており、利用者さんの日常生活動作(ADL)やQOLの維持・向上に貢献します。
2. 予防への役割(介護予防)
未病へのアプローチ: 鍼灸の得意とする東洋医学的なアプローチは、病気になる前の**「未病」**の段階での体調管理や、高齢者のフレイル・サルコペニア対策の一環として、心身のバランスを整えるのに役立ちます。
3. 多職種連携への参加
情報共有: ケアマネジャー、医師、看護師、理学療法士、介護職員など、他の専門職と連携し、利用者さんの状態やケアの経過について情報共有することで、包括的で質の高いケアの実現に貢献します。
メンタルヘルスケア: 訪問時の定期的なコミュニケーションは、利用者さんのストレス緩和や精神的ケアにもつながり、孤立予防や認知症予防にも寄与する可能性があります。
4. 医療費の適正化
慢性痛の管理: 鍼灸で痛みを管理することにより、不必要な投薬や、過度な医療機関への通院を減らすことにつながり、医療費の適正化に間接的に貢献する可能性を秘めています。
🚧 連携強化のための課題
一方で、訪問鍼灸院が地域包括ケアシステム内でさらに活躍するためには、いくつかの課題もあります。
認知度の向上: 医師や介護関係者の間で、鍼灸の有効性や、どのような症状に適用できるかについての認知度が低いと考えます。
連携体制の構築: 多職種間でスムーズに連携し、情報共有するための仕組みや窓口が不足している場合があります。また、対医療職との共通言語の理解も必要です。
専門性の明示: 連携する専門職に対し、「東洋医学の知識」や「痛みへの専門性」など、訪問鍼灸師の専門性や役割を明確に伝えられることが重要。またエビデンスの提示も信頼を得るためにも必要です。
これらの課題を克服し、積極的に他職種との連携を図ることで、訪問鍼灸院は地域包括ケアシステムに不可欠な存在となると期待されると考えます。
クゴリハ鍼灸院は理学療法士が経営しており、医療面の理解や知識に長けている部分があります。連携をしながら利用者一人一人のオーダーメイドケアを実現しましょう。
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