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記事やお知らせ


呼吸障害に対する鍼灸治療について
肺は酸素と二酸化炭素を交換する場所 呼吸障害に対する 鍼灸治療のエビデンス は、疾患によってばらつきがありますが、特に 慢性閉塞性肺疾患(COPD)における呼吸困難の緩和 に関しては、複数の研究やメタアナリシスで 有効性 が示唆されています。 疾患別の鍼灸治療のエビデンス 1. 慢性閉塞性肺疾患(COPD) COPD患者の**労作時息切れ(呼吸困難)**に対する鍼治療の有効性を示すエビデンスが多く存在します。 呼吸困難の改善 :複数の 無作為化比較試験(RCT)やシステマティックレビュー、メタアナリシス において、鍼治療が対照群(シャム鍼など)と比較して 呼吸困難の重症度を軽減 し、**生活の質(QOL) や 6分間歩行距離(運動耐容能)**を改善する可能性が示されています。 作用機序の可能性 :鍼治療は、 呼吸筋や呼吸補助筋の筋緊張を緩和 し、 胸郭コンプライアンス を改善することで、換気効率の向上や呼吸困難の軽減につながると考えられています。 急性増悪 :COPDの急性増悪に対する補助療法としての鍼治療の有効性を示唆するメタアナリシスもあり、
クゴリハ鍼灸院
2025年11月6日読了時間: 5分


肩関節周囲炎に対する鍼灸治療とエビデンス
肩関節周囲炎(Frozen Shoulder, 癒着性関節包炎)に対する鍼灸治療は、 疼痛の緩和 や 可動域の改善 に関して有効性を示す研究が蓄積しています。 しかし、研究デザインやサンプルサイズの違いなどから、エビデンスの質は「 中~低 」と評価されることが多く、さらなる質の高い臨床試験の必要性が指摘されています。 1. 鍼灸治療の主な効果とエビデンス 効果 内容 エビデンスの傾向 疼痛の軽減 鍼刺激により、 鎮痛物質(内因性オピオイドなど)の分泌 が促され、痛みの緩和が期待されます。運動時痛や夜間痛の軽減に効果を示した報告があります。 短期的な疼痛軽減 に対して有効性を示す研究が多いです。プラセボ(偽治療)と比較しても優位性が見られる研究があります。 可動域の改善 局所の血流改善や筋緊張の緩和により、関節可動域の向上が期待されます。特に 肩の屈曲可動域 については改善効果を示す研究が多く見られます。 短期・中期的な可動域の改善 、特に屈曲(腕を前に上げる動作)や外転(腕を横に上げる動作)において、有用性を示す報告があります。 機能の向上...
クゴリハ鍼灸院
2025年11月3日読了時間: 3分


肩関節の腱板断裂について
鍼灸治療は腱板断裂の 保存療法 の一つとして注目されており、特に 疼痛の軽減 や 関節可動域の改善 、 血流の促進 などに効果が期待されています。 💡 鍼灸治療が腱板断裂に有効とされる理由 痛みの軽減と炎症の抑制: 鍼の刺激により、体内の鎮痛物質である エンドルフィン の分泌が促進され、痛みを和らげます。 自律神経の調整や血流改善を通じて、肩関節周囲の 炎症反応を抑制 する効果も期待されます。 血流の改善と修復の促進: 肩周辺のツボを刺激することで 血流が促進 され、損傷した腱や筋肉に栄養や酸素が供給されやすくなり、 自己修復力 を高めます。 筋肉の緊張緩和: 痛みによって硬くなった 肩周囲の筋肉(トリガーポイントなど)の緊張を緩和 し、可動域の改善を促します。 断裂部分への負担を軽減する目的もあります。 🎯 実際の治療方法について 治療対象: 不全断裂 や 腱板炎 に対して有効性が報告されています。 完全断裂 の場合、切れた腱を直接繋げることはできませんが、 痛みの緩和 や 周辺筋肉の調整 、 手術後のリハビリ期 に併用されることがあります
クゴリハ鍼灸院
2025年10月29日読了時間: 3分


変形性膝関節症に対する鍼灸治療について
変形性膝関節症(Osteoarthritis, OA)に対する 鍼灸療法 の有効性については、 疼痛緩和 や 関節機能の改善 に関して、特に海外の ランダム化比較試験(RCT)やメタ分析 によって 一定のエビデンスが示されています 。ただし、その有効性には懐疑的な見解も存在し、さらなる質の高い研究が必要とされています。 鍼灸療法の有効性に関する主な考察 1. 疼痛緩和効果 海外の大規模臨床試験 : ドイツやアメリカなどで実施された大規模なRCTでは、鍼治療が変形性膝関節症の 疼痛を有意に軽減 することが示されています。例えば、真の鍼治療群が最小鍼(偽鍼)群や無治療待機群に比べて、治療終了後の疼痛スコア(VASなど)や機能スコア(WOMACスコアなど)が改善したという報告があります。 メタ分析 : 慢性疼痛(膝OAを含む)に対する個人データメタ解析でも、鍼治療が疼痛緩和効果を支持する結果が得られています。 メカニズム : 鍼の治効メカニズムとしては、 内因性鎮痛系の賦活 や 局所の血流改善 などが考えられています。 2. 関節機能・日常生活動作(A
クゴリハ鍼灸院
2025年10月22日読了時間: 3分
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